登録日：2014年1月30日／更新日：2014年1月30日

  冷たい雨の中、少し足早に正門をくぐって校舎へ向かうお母さんが何人かいらっしゃいます。「父母の会図書サークルお話を聞く会」の有志のメンバーです。昨日今日と、朝読書の時間を使って５年生に読み聞かせをするために、朝ごはんの支度、子どもやご主人の送り出しのあと、学校へ集まって準備に取りかかろうというわけです。
　新聞記者ならぬ「ブログ記者」気取りで、その準備段階からの取材をさせてもらいました。
　今日の出し物は昨日に続いて『東海道中膝栗毛』です。旧本館の３階の旧図書室では、お母さん方がリハーサル中でした。ほかのメンバーは、新本館の５年生の教室へ。江戸時代を思わせるような手作りの東海道の地図を黒板に張り出したら、今度は通行手形の用意。なるほど、手形は『膝栗毛』の読み聞かせのモチベーションアップに効果的ですね。
　いよいよ、本番が始まりました。今日は『浜松の幽霊騒動』です。怖さを出すための玄人はだしの読み方、木魚・襦袢・実のついた南天の枝...凝ってますねえ。子ども達の食い入るようなまなざし。けさの『興行』も盛況でした。
　「練習よりも本番のほうがうまくできるんですよ」とおっしゃる理由は、「子ども達が喜んでくれるから」だそうです。何より、「楽しい」「チームで読み聞かせをするので一体感がある」ということです。どうぞこれからも、楽しく子ども達を楽しませてください。ありがとうございました。

 

 

 

 

登録日：2014年1月30日／更新日：2014年1月30日