校長ブログ 12月12日(木) 皮ジャンとジーンズ
登録日:2013年12月12日/更新日:2013年12月12日
「待降節は一日一善」と子ども達に言い聞かせてあるので、もちろん当方もそれを実行しなくてはなりません。私の善行のひとつは、朝、あいさつ運動をしながら道路の落ち葉を掃くことです。毎日はできていないのですが、今月に入っては、落ち葉を掃除することの多かった朝でした。
朝でした、と過去形で書くのは、昨日で落ち葉がなくなったからです。これは、おとといの強い木枯らしで正門の桜も北山通りの銀杏もみんな葉っぱを吹き飛ばされてしまったからでしょう。昨日の朝は、なんだかちょっぴり名残惜しい気持ちで竹ぼうきを動かしてました。
2時間目、4年生の教室で理科の小研(11/28のブログ参照)がありました。本校教師だけでなく、お隣の京都ノートルダム女子大の学生も10人ほど参観しました。
授業は、「秋の自然」という単元で、ソメイヨシノの落ち葉と、常緑樹で北庭に茂っているクスノキの葉を比べて気づいたことを発表することがねらいです。私も最後まで観ましたが、とても上手な授業で、学校として女子大生に胸を張りたい気持ちになりました。特に、教師が一方的に話さず、児童の発言をテンポよく引き出しているところが見事でした。
たくさんの子ども達の気づきの中で、こんな発言がありました。
「ソメイヨシノの葉は皮のジャンパーみたいでクスノキはジーンズ」
思わず笑ってしまいましたが、ふと、「子どもの感性だなあ」と思い直しました。
登録日:2013年12月12日/更新日:2013年12月12日