校長ブログ 11月7日(木) 愛犬「大文字」
登録日:2013年11月 7日/更新日:2013年11月 7日
今年度で28回目を数える大文字駅伝は、今や京都の2月を飾る風物詩のひとつです。
その予選会をあさっての土曜に控え、本校チームも限られた時間の中で練習に余念がありません。けさは、運動場で、たすきの渡し方を習っていました。
土曜日の国私立対抗の予選で、1つだけの枠を何とか手にしてほしいです。
大文字駅伝は初期の頃、右京区と西京区の小学校の独壇場でした。連覇も頻繁でした。
それで、ちょっと私事を書きますが、私の実の子ども達が通う学校は初優勝までの道のりがとても長かったのです。けれども、5年前、とうとう頂点に立ちました。その年の6年生チーム10人は俊足ぞろいで、うち2人が家の町内の子、一人は二軒どなりの家の子でした。幼稚園の頃から韋駄天で、町内対抗リレーで大活躍をしてました。前年が準優勝と辛酸をなめていた同校チームは、練習段階で「まともなら優勝だ」という下馬評でした。そして、タイム通りにぶっちぎりの初優勝を果たしました。
子ども達の学校の自慢をしたいのではないのです。実は、その学校の陸上部の顧問の先生の大文字に対する思い入れが並大抵ではなかったということをお伝えしたいのです。
熱血コーチのその先生は、犬を飼っていました。名前は「文字(もんじ)」でした。長い間、「文字」の名のままでした。しかし、見事、初優勝を遂げて、その先生の愛犬も、晴れて「大文字」と改名されたのです。
登録日:2013年11月 7日/更新日:2013年11月 7日