登録日：2013年6月24日／更新日：2013年6月24日

　昨日はJETの試験に立会ったあと、14時ちょっと前に帰り、お昼を食べながらテレビでも、と思って新聞を見ると、『NHKのど自慢』の会場が北海道の厚沢部町ではありませんか。
　「見逃してしまった」
　しかも、『のど自慢』はふつうは１２：１５から１３：００までなのに、この日は特別に13：05から13：50の時間帯。悔しさ倍増です。
　「うーん、教えておいてほしかったなあ。そしたら録画してたのに。だれか知ってる厚沢部の人が出たかもしれないなあ」
　けさ、厚沢部の教育長先生に電話しました。
　「すいません。先週はその番組の準備で大わらわだったんです」と言われたら、仕方ないですね。

　厚沢部は本校のディスカバリーの国内コースのひとつで、６年生が毎年、いかだの川くだりなどでお世話になっている町です。函館の北西約60キロのところにあります。人口は4400人弱。農林業、特に農業が盛んで、北海道の農村の中でも活発な経済状況を保っている町です。厚沢部のメークインの味は日本一と言われますが、ほんとうにおいしいです。それに限らず、とうもろこし、ごぼう、長いもなど、美味な野菜がラインナップしています。ゴールドラッシュいう名のとうもろこしは糖度がなんと19％でメロンより甘いのです。採りたて（北海道では「もぎたて」と言います）のゴールドラッシュはそのままで食べられます。
　人々は人情味あふれた人ばかりです。やる気も相当です。町は「素敵な過疎づくり株式会社」という第三セクターを持っていて、世界一の過疎の町を目指しています。とてもいい町です。　
　
　ああ、厚沢部へ行きたくなってしまいました。

登録日：2013年6月24日／更新日：2013年6月24日