1)朝の祈り:
今年度、最後の朝の祈りを、神様にまっすぐ心を向けて、みんなで唱えましょう。
2)校長の話:
みなさんは、この修了式で、今の学年を無事に終えます。先生は、このあとの修了宣言を待たないで、今、「進級おめでとう」とみなさんへお祝いのことばを贈ります。春休みは、一つ上の学年のスタートをいい形で迎えることができるように、勉強、体そして心の準備をしてください。
ただ、その前に、この1年間の振り返りをすることがとても大切です。
がんばってそれが実ったところには自信を持つ。少し怠けてしまったところは素直にそれを反省し、春休みのうちにあらため、補っておいてください。
学校全体のことを言えば、学年がそれぞれの行事を一つ一つこなしながら、ふだんの勉強にも集中して取り組めたと思っています。そういう着実な学校生活の日々を重ねる中で成長を重ねさせてもらったことについて、皆さんは神様とお世話してくださった先生方、そしておうちの方々への感謝の気持ちを忘れてはいけません。このあと、担任の先生に、専科の先生に、ありがとうと学校を出る前に言いなさい。そして、おうちに帰ったらおうちの人にありがとうと言うのですよ。
今年度は、1月に新しい校舎が完成し、2月に引越しをして、全学年が新しい校舎を使い始めるという記念の年でした。
4月からは、この新しい学びの場を思い切り活用して、思い切り成長を遂げる年度としましょう。
校長 行田 隆一
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もうすぐ4月。四旬節もいよいよクライマックス。皆さんは、四旬節の実行として、今、すすんで良い行いをしようと努力しています。春休みに入りますが、四旬節の実行表に続けて記入してほしいと思います。そして、4月の始業式には、毎日実行して記入したそのカードを、学校に持って来てくださいね。
今日は、今月の月目標「回心」の説明の時に宗教放送で紹介した「サマリアの井戸」の話について考えてみましょう。「回心」とは、心を回す、と書きます。心を神様のほうへ向けることでしたね。聖書ではこの「回心」のことがどんな風に書かれているでしょうか。
聖書には、サマリアの井戸のそばでイエスさまに出会った一人の女の人の話が出てきます。みなさんは井戸を見たことがありますか。世界中にはいろいろな井戸があります。この学校にも実は井戸があったのです。中庭に60年以上も前からあった井戸です。中をのぞきましたら、ずっと下の方に水がたまっていて、空が写っていました。
もう60年以上も前から、この学校にあったのです。60年前はこのあたりは田んぼや畑でした。この辺りに住んでいた人たちはこの井戸水を使って、田んぼや畑に水をやっておられたのだと思います。
最初の校長先生シスターユージニアは44件の農家を一軒ずつ回って、畑や田んぼを買い取って、この学校を建てられました。その時以来、井戸は学校の敷地に入っていたのです。
「祈りの森」や、「緑と水の広場」であった時、この井戸水から水を引いて、小川や池に流れるようにしていただきました。けれども、この新校舎を建てた時に、どうしても、井戸を持ってくることが出来ませんでした。それで、2月の寒い日でしたが、井戸に感謝をこめてお別れの祈りの式をすることになりました。
沢山の先生方やシスター達がこの式に出席してくださいました。この祈りの式で、高野教会の小立花神父様が読まれた聖書の箇所は、サマリアの井戸のそばでイエス様に出会って心を入れ替えた女の人のお話でした。
イエス様の時代はユダヤ人とサマリア人は仲が悪く、ユダヤ人はサマリアの人を見下したり差別したりしていました。その当時イエス様はユダヤとガリラヤの間を何度も行き来されましたが、途中どうしてサマリア地方を通らなければなりません。あるときイエス様は旅に疲れて、この井戸のそばで一休みされました。弟子たちは、お昼の食事でも買いに町に行っていたようです。そこにはイエス様だけしかいませんでした。そこへ一人の女の人が水を汲みにやってきた、というお話です。
その当時、井戸の水汲みは女の人の仕事でしたし、普通の人は朝の涼しいうちか夕方かのどちらかに水汲みに来ていました。昼の暑い時間帯には誰も井戸水を汲みになど来ないのです。この女の人は正しくない生活、だらしない生活、人に見られたら、恥ずかしいような生活をしていましたので、誰にも会う筈がない昼の時間に、こっそり水を汲みにやって来たのでしょうか。そしたら何とそこには旅に疲れて一休みしておられたイエス様がおられた、というわけです。イエス様は「私に水をのませてください」とおっしゃったので、その女の人はびっくりしました。大体ユダヤ人はサマリア人を見下していましたので、サマリア人に声をかけるというようなことはなかったのです。しかも女の人が特に差別されていた時代ですから、なおさら、この女の人は驚きました。そして話しているうちに、イエス様が、自分の良くない生活のことや何人もの男の人と結婚したことなど、みんな言い当てられたので、びっくりします。イエス様はみんなご存知だったのです。
しかも、それを厳しく咎めるような言い方をされずに、ただ、正しい生活をするように、今から心を改めるようにと、諭されたのです。サマリアの女は、井戸のそばで休んでいたこの人が救い主イエス様であることを知り、自分のような罪深い者をイエスが大切に心にかけてくださったことに感動し、水を汲む道具をそこにおいて、町に走って行き、イエス様に出会った喜びを人々に伝えました。この女の人は、これまでの悪い生活をあらため、神さまのほうに心を向けて、正しい生活をし、人のためにもすすんでよい行いをするようになりました。イエス様が十字架の上でお亡くなりになるまで、ずっと、そばについて行った女性ではないかと言われています。
4月20日がイースター(イエス様のご復活)です。四旬節の間、イエス様の十字架の苦しみに合わせて、進んで善い行いをするように励みましょう。今日はサマリアの井戸のそばで、イエス様に出会って回心した女の人の話をしました。
シスターベアトリス 田中範子
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花の種は、置かれた場所で精一杯咲こうとします。その場所がどんな条件であっても愚痴も言わずに。
あなたは
置かれた場所で
咲いていますか
神様に置かれた場所で精一杯咲きなさい。
仕方がないとあきらめるのではなく咲くのです。
咲くというのは、自分が幸せになり周囲の人を幸せにすることです。
咲くということは、私は幸せなんだということを周囲に示して生きることなのです。
(渡辺和子さんのお話より)
決して見事な咲き方でなくとも自分なりに咲かせれば良いのだと改めて感じています。
子ども達一人ひとりが、美しい花を咲かせますように。神様、お導きください。
北村 昌江
]]>教頭 原山 稔郎
]]> 明日159名の児童が巣立っていきます。
6年生全員で心を合わせて最後に歌う曲...。それが「旅立ちの日に」です。
校舎や教室、グラウンドから見える風景を思い浮かべながら歌う1番、さりげない毎日や仲間たちと過ごした日々をふりかえりながら歌う2番。長いようで短かった6年間だったことでしょう。
今年度の6年生は特に、旧校舎への思いが深いのではないでしょうか。
この2月に新校舎に全学年が引っ越しました。と、同時に慣れ親しんだ旧校舎が少しずつなくなってきています。新校舎の4階からその様子が間近に見受けられ、複雑な思いを抱いているのは私たち教職員だけではないと思います。入学して初めて過ごした1年生の教室...。日直の仕事のために通った事務所。マリアンホールや図工室・工作室に移動するたびに握手をしたマザーテレジアの御像につながる廊下...。6年生の子どもたちは、旧校舎での日々も胸に秘め、様々な思いを歌に込めてくれることでしょう。
一昨日卒業生が来ました。今の6年生が1年生だったときのパートナー、早いもので高校2年生になりました。彼女たちはパートナーだった6年生や一緒に過ごしたことのある後輩達に声をかけ、近況を報告し合い、姉妹のようにひとときを過ごしました。中学校進学に向けて不安を感じている6年生に入学後のことを事細かに教え、不安な気持ちを和らげていました。その姿は、入学式の日に優しく1年生に接していたあの日と全く変わらず、懐かしさとともにあたたかな気持ちになりました。卒業生の彼女らとともに旧校舎で過ごした日々をふり返り、思い出を語り合いました。卒業式の準備をしているNDホールで、自分たちが卒業したときの席に着いたのは驚きでした。小学校の卒業式は特別なものだったようです。彼女たちは、1・3・4・6年生の時に担任、副担任として関わった、私にとっては特別な学年です。元気いっぱいだったあの学年...。パワーがあり余って、時には先生方から注意を受けたりしていましたが、明るく元気で、どんなことにも臆せずチャレンジする彼らはとても魅力的でした。今も彼らは自分たちの夢に向けてたゆまぬ努力を続け、チャレンジし続けています。ともに笑い、喜び、悩み、悲しみ、泣き...。一緒に過ごしたあの日々は私にとっては大切な宝物です。
卒業式を前に、一人ひとりの晴れやかな顔を見るにつけ、心身ともに大きく成長した彼らに幸多かれと祈らずにはいられません。彼らと関わった全ての教職員はそれぞれの思いを胸に彼らを送り出します。そしていつの日か巣立っていった卒業生と再び会えることを楽しみにし、小学校に帰って来てくれるのを待っています。
6年生副担任 稲森 真弓
]]>興味があれば是非聴いてください。
卒業生 2・3・5年生時の担任
綾田 満成
今年もお琴クラブが出演しました。今年の6年生は全員で8人,3年生から4年間クラブを続けた児童が4人。演奏会前はリフレッシュタイムに毎日練習してきました。今年は,児童自らが意欲を持って練習を続けたので演奏技術がぐんと上がり,難易度の高い曲に取り組むことが出来ました。どんなことでも,自ら意欲を持って取り組むことで,持っている力を引き出すことができるのだなと実感しました。
お琴クラブ 建林美紀子
]]>私たちは毎日のテレビ放送で
被災されたかたがたへお祈りをしています。
その祈りの最後に
「この人々のことをいつも思い出し,助け合う心を持つことができますように」
とあります。
子どもたちには
人と助け合う心を持ち,
被災された方々へ今何ができるのかを考えて欲しいです。
また,その他の地域で起きている問題にも関心を持ち
その問題について自分たちなら何ができるのか
と考え続け,そして,考えたことを実行して欲しいと願っています。
5年副担任 植村友紀
]]>赤シャツや山あらしなど、個性あふれる先生達や生徒に囲まれて過ごす『坊ちゃん』の様子が面白く、その後、漱石の本をしばらく読み続けた。
偉大な絵本『ぼちぼちいこか』は、思い悩むときの私の人生の書である。
本は、さまざまな世界を私たちに与えてくれる。
ノートルダム学院小学校の子どもたちは、とにかく本をよく読む。朝の読書の時間に限らず、ちょっとした時間を見つけては、むさぼり読んでいるように思う。
ND読書100選をまとめた冊子が、いよいよ完成する。今まで、ノートルダム学院小学校に受け継がれてきた100選をあらたに選びなおし、今回新しく冊子となり、紹介されている。
子どもたちが1冊でも多く、この冊子の中から、心に残る本を選んでほしいと願う。私も負けずに読もうと思う。
5年副担任 花岡みゆき
]]>今、クラスでは、卒業カウントダウンをしています。
大きな紙に1枚の絵をかき、それをクラスの人数40人分に等分し、
1日ごとに貼っていくと絵が完成するというものです。
切った絵の表面には残りの日数を書き、裏にはクラスのメッセージを書いています。
メッセージを見ると子どもたちの素直な気持ちが書かれています。
「絶対、毎年同窓会しようね」
「みんなのこと絶対忘れません」
お別れの後には、新しい出会いが待っています。
別れは悲しい一方、人を強くし、内面を豊かにします。
今年の6年生の未来に幸多からんことを祈っています。
6年生担任 松谷如雪
]]>1日には小学校生活最後の茶会、4日は最後となる山の家での奉仕活動、5日はミュージカルと
卒業前の行事が盛りだくさんでした。
忘れもしない組体操は、23組だけ、当日の昼休みまで練習しました。
本番、成功できたのは、みんなが1つになれたからです。
ディスカバリーでは、それぞれ希望のコースに行き、事前・事後学習を通して、授業参観でまとめた内容を発表しました。
リハーサルでは、緊張しながら覚えたての原稿を発表していましたが、本番はそのときの反省を活かして、
みんな緊張しながらも堂々と発表できていました。
球技大会では、21組・24組に勝っていたので、優勝目指そうとみんなで挑んだ22組の試合では、圧倒されてしまい、
3位という結果になってしまいました。
マラソン大会では、一番最後にスタートし、自分との戦いの中、全員見事に完走しました。
他にもバザーや山の家学習と、様々な行事を通して、協力することの大切さを学んできました。
6年間で培ってきたことをそれぞれの進学先で活かしてほしいです。
そして、みんなの成長を心から祈っています。
6年担任 山本 宏
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友達とは少し異なりますが、「1年生パートナー」も、別れるのが惜しまれる大切な存在です。先日、交流会をもって、一緒に写真を撮りました。春に、一緒に撮った写真と比べると、共にひとまわり成長した顔で、また、互いの距離が近くなったことが感じられました。
その写真を貼って、パートナーへ手紙を書きました。
私達から見ると、普段はそんなに、パートナーのことを意識していないのかなと思っていた男子の手紙を読むと...。泣けました。
照れて、面と向かっては言えない男子。でも、私達が思っていた以上に、1年生パートナーのことを心に留めていたのだと感じました。同時に、中学入試前の心配と不安が募っていた時、パートナーの何気ない、それまでと変わりない言葉や態度が、彼らの支えの一つとなっていたことも感じられました。
「自分達がしてもらったように。自分達がしてもらった以上に。」
パートナーとの接し方について、このように指導してまいりました。うまくできないこともあったのでしょうが、6年生達なりに、この言葉を実行したように感じました。
1年生のみなさん、いろいろ ありがとう。そつぎょうまで、あと1週間あまり。
さいごまで、6年生たちとなかよくしてください。
そして、みなさんが6年生になった時、また、みなさんも1年生パートナーにやさしくしてあげてくださいね。
6年担任 田島 美穂
]]>奉仕活動を行いました。溝掃除、畑、山の家清掃などをしました。
来年度の後輩のために・・・
6年生はみんな協力して、頑張っていました。
溝掃除では、仲間と助け合って葉っぱや土を掘り、
きれいな溝に。そんな時に、
「先生、見て!」
「ふきのとうや!」
「わぁ~、初めて見た。」
作業を一旦休んで、何人かでふきのとうをじっくり観察しました。
春の訪れを、自分たちの目で確認しました。
春の訪れは間近です。
6年担任 梅下博道
]]>まだまだ寒い日が続き、コートも手放せません。
理科室の横には、栽培スペースがあり、大きなプランターが並んでいます。先日まで、冬野菜が育っていましたが、収穫をしたので今は土だけ・・・。なんだか寂しいなぁと思っていました。
でもよく見てみると・・・
チューリップの芽です。
卒業生の方が球根を下さったときに、子どもたちと植えたものです。こんなに寒い中、しっかりと芽を出し、すくすくと育っています。
このチューリップが咲くころには、新しい学年で、新しい仲間と充実した学校生活を送っていることでしょう。
あと3週間で、今年度も終わります。よい締めくくりができますように。
5年担任 河村聡美
]]>6年生図工授業。
思いを込めて担任の先生をクロッキーする。
心地良い緊張感のなか感謝込めて描く。
それぞれの子供達の魅力あふるる作品達。
図工科 今尾 栄仁