登録日：2013年6月29日／更新日：2013年6月29日

　入学したばかりのかわいい１年生といっしょに、学校中を案内した５月。案内する前に、自分たちだけでどこをどんな順番で回るかの下調べをし、事前にクラスで話し合い、「よろしくね。」のお手紙も渡して、張り切って臨んだ当日。「楽しかったけれど、やさしく注意しても大きな声で走り出す１年生(きっと、興奮していたのだと思うけど・・・)にこまったなあ。」とどうしたら、つぎはうまくいくかという課題が残りました。

　７月の第１週に１・２年の交流活動の第２回目「どうぶつ園見学」を実施します。動物園の地図に回るルートを書き込んだり、トイレや時計の位置を確かめたり、今回も「２年生のパートナー」としての自覚を持って、がんばって準備をしています。「でも、久しぶりに会う１年生が、注意を聞いてくれるかなあ。」というのが、子どもたちの正直な気もちでした。そこで、今回はお手紙の代わりに、いっしょに遊ぶ機会を持ちました。「はないちもんめ」、「だるまさんがころんだ」、「手つなぎおに」を用意して、遊びの説明も、最後の感想を聴くのも自分たちで取り組みました。

　「『たのしいね、たのしいね。』って言ってくれました。」、「花いちもんめのしかたをもう一度説明したよ。」、「リフレもいっしょに遊びました！」と１年生が本当に楽しんでくれたことがうれしかったこどもたち。本番は、「時計の時刻を読めるのは、２年生だから、しっかり見る。」、「ぜったい、今度はパートナーの手は離さない。」、「２組（ふたくみ）で回るから、絶対離れ離れにならないことと協力して、相談すること。」と決意しました。（みんなは、勉強したてのスイミーの気分なのかな。）パートナーとのラリー活動をそんな風にするんだと見通しを立てるようになったこどもたちを当日は、先生たちが応援します。がんばれ、２年生！

２年  担任 寺島　智恵

 

 

 

登録日：2013年6月29日／更新日：2013年6月29日