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9月9日(月) さらに成長するために

登録日:2013年9月 9日/更新日:2013年9月10日

夏休みも終わり、少したくましい顔になって子ども達が教室に帰ってきました。きっと子ども達は、夏休みにいろいろな経験をしてきたように思います。

「夏休み明けはクラスにとって新しいスタートです。」これまで、先輩の先生方から教えてもらえた言葉です。それは、今年、私が担任をする4年16組にとっても例外ではありません。私はこれまで、クラスの子ども達に「協力」をテーマに学級経営を進めてきました。その成果もあり、「みんなで協力して」「友達と協力しながら」が合言葉のように出てきます。また、他の先生方からも「16組はいつも協力しようとしているね」というお褒めの言葉もいただき、とても誇らしく思います。

しかし、個々に目を向けるとまだ課題が残ります。16組の子ども達が更に成長するためには、「チームワーク」を土台にしながら、「一人一人が力を伸ばしていってほしい」と思いました。そこで、夏休み明けすぐに私は子ども達に、「やるのは自分たちなんだから、自分で何をしたらいいか考えて行動できるようにしよう。」という話をしました。言い始めて一週間ほどですが、少しずつ子ども達なりに考えて行動しようとしています。6日の朝にはTV放送で、山の家学習の「行ってきますの挨拶」を行いました。2日に発表者を決めて、「失敗してもいいから2人で相談しながら考えて決めてみて。ただ手抜きだけは許しません。」ということだけを言いました。後は、台詞を書く紙をわたしたこと。当日の朝に放送室の鍵が開いていることを教えただけで、自分達で台詞を考えたり、役割を決めたり、自分たちで練習していました。そして、当日は落ち着いて話してくれました。その他に教室でも「自分で考えて行動する」ということが出てきています。雑巾がけをしていて小さなゴミに気づいて、箒係りに声をかけたり、「次、図工やし先に並んでおこう」と声を掛け合ったりなどたくさん自主的な行動が見られるようになってきました。

私は、過去に担任を持ったクラスでも同じことを言ってきました。そのことで失敗したり、批判されたりもすることもありました。しかし、どこの先生に話しても「めずらしい」「おもしろい」と言われるエピソード2つがあります。3年生の担任をした時には、2人の女子児童が「先生。みんなが早く掃除ができるやりかた考えてきたから、話し合いの時間をください。」といってきたこと。そして、みんなの賛成を勝ち取り、掃除の効率を上げたこと。2年生を持った時には、ある男子児童が「みんなが喧嘩しないように、鬼ごっこのルール考える。」といって、毎日の休み時間に全員鬼ごっこがクラスの恒例行事になったこと。この2つのエピソードは当時の私にとって子どもの成長が自分の予想をはるかに上回っていたことを強く感じました。それと同時に教師として大きく成長させてくれました。

大人として、「教えなければ」と思いすぎたり、「時間がないから」と焦ってしまったりして、子ども達についつい答えをすぐに教えてしまいがちです。しかし、本当に自立した大人にしたいと思うなら、大人は我慢することも大切なのかもしれません。そして、今年はどんな成長をしてくれるのでしょうか。学級担任として、ヒントを与えながら、見守っていきたいと思います。

4年 大嶋 一輝

登録日:2013年9月 9日/更新日:2013年9月10日

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