7月11日(木) ソフトボールクラブの思い出
登録日:2013年7月11日/更新日:2013年7月11日
グランドの北西に「西倉庫」がありましたが、人工芝の工事などのために、取り壊されました。
この西倉庫には、私の思い出がぎっしり詰まっています。
この学校に勤めて、数年後、ソフトボールクラブの顧問になりました。小学生の頃の夢は野球選手になることで、野球が大好きでした。それで、ソフトボールの指導ができるとなって大喜びしたものでした。
西倉庫にはソフトボールの道具が置いてありました。そして、部員のほとんどがバットとグラブをそこに預けていたので、西倉庫はまるでソフトボールクラブの部室のようでした。少年用のバットとグラブにマジックで書いてある名前を見渡しながら、「ようし、上手くさせてやるぞ」と気合いを入れたことも思い出です。
クラブの目標は親善試合に勝つことでした。でも、月に3回のクラブでは足らないので、土曜日曜そして夏休みも練習をしました。そのおかげでトータルの対戦成績は勝ち越していると思います。
顧問になって何年かたった年、ユニフォームを作りました。結構な値段でした。一式となると、ユニフォーム上下のほかに、アンダーシャツとアンダーソックスそしてベルトと帽子がいるのです。たいへんでしたが保護者の皆さんを説得しました。「ユニフォームを着ると別人になるのです」と。実際、自分で選んだ背番号のついたユニフォームを着ると練習に対するモチベーションが格段に上がったのです。目をつぶれば、たくさんのユニフォーム姿を思い出します。
腰を痛めて顧問を退きましたが、ソフトボールクラブの思い出は、わがノートルダム人生のハイライトのひとつです。
校長 行田 隆一
登録日:2013年7月11日/更新日:2013年7月11日