7月5日(金) のぼり棒
登録日:2013年7月 5日/更新日:2013年7月 5日
運動場の工事がはじまりました。
新校舎の立替えとともに、運動場が全面人工芝にかわるとのことです。
運動場は私にとって、思い出の場所。私が小学校に在校した○年前・・・6年生の卒業アルバムを作成する時、担任の先生が、「学校のなかで一番好きな場所で、仲のいいお友達と写真を撮りましょう。」とおっしゃいました。仲の良かったグループの7~8人の友達とすぐに「運動場に行こう。」と決め、当時運動場の南西にあったのぼり棒に向かいました。6年生のその当時のブームが「のぼり棒」だったのです。毎日毎日手にマメをいっぱいつくって練習した記憶があります。
早生まれだったせいか、低学年の記憶はあまりないのですが、3年生のある休み時間、ドッジボールをしていた時、それまでボールから逃げてばかりだった私は、偶然も偶然にクラスで一番速い球を投げる男の子のボールをキャッチしました。それが、何の自信になったのか分かりませんが、それ以降、学生時代は運動が大好きになりました。早く登校してドッジボール、休み時間はドッジボールの場所取りのために必死で運動場に向かい、お昼休みに遊ぶためなら苦手なものも一生懸命食べました。砂ぼこりに負けずドッジボールコートの線を足でかいたのも、砂の運動場ならではの思い出になっています。
今の在校生にとっては、旧校舎・新校舎、土の運動場・人工芝の運動場、どちらも大切な学び舎です。ひとりの卒業生として、また1年生の担任として、かたちは変わってもいつまでも学校が大好きな場所で、ひとりひとりに大切に想える場所が残り続けてほしいなと願っています。
1年担任 野村 志歩
登録日:2013年7月 5日/更新日:2013年7月 5日