登録日：2013年7月 3日／更新日：2013年7月 4日

今年度も遠泳合宿が7月11日から13日までの2泊3日で行われます。

2000年に本校の遠泳合宿が始まって、今年で14回目を迎えました。

開始当初は、私たち教員もそして子どもたちも、今のような高いレベルには至っていませんでしたが、先生自身の日々の練習、そして子どもたちへの熱心な指導で、今日のような高いレベルに至っています。

私自身も、遠泳合宿が始まってからずっと先導を務めさせていただいていますが、45歳になる今年が、一番調子がいいと感じています。（ここ最近毎年上り調子です。）

宮本武蔵の『五輪の書』に「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を練とす。能々（よくよく）吟味有るべきもの也。」とあります。

まだまだ、練の域にまでは達していませんが、この言葉が何となく分かりかけてきているように感じています。

スポーツでも稽古事でも千日（約三年）の練習を経ればそれは一生の技として身につき、万日の稽古で得たものはそれよりも格段に質的に高いものになります。量が蓄積すると質的な変化が起こる、いわゆる「量質転化」が起こるのです。

子どもたちに、鍛練までを要求することはできませんが、それくらいの気持ちで遠泳合宿までの練習に取り組み、本番に臨んで欲しいと思っています。

また私自身も、まだまだ至りませんが、これからも稽古を重ね、武蔵の言う「鍛練」まで行き着けるように精進していきたいです。

「鍛練」までようやく半分・・・。これからも頑張ります。

 

2年担任　綾田　満成

（「声に出して読みたい日本語」参照）

登録日：2013年7月 3日／更新日：2013年7月 4日