5月31日(金) 自分に・・・
登録日:2013年5月31日/更新日:2013年5月31日
放課後まで続く組体操の練習、学校の宿題や習い事...。毎日を忙しく過ごす6年生。
いよいよスポ-ツフェスティバルの本番が近づいてきました。一人ひとりが限られた時間の中、すべきことを全てやりとげるのは難しいことです。こんなと
きだからこそ、よく考えて行動しなければ、安易な方向に流されていってしまいます。
「忙しいんだから、学校の宿題なんて適当にやっておけばいいし、別に大したことはない。 してもしなくても別にかまわない。」
「提出物なんて遅れても、仕方ないし...。少しくらい大丈夫。」
「学校のことは後回しでもよい。」
という考えになっていきがちです。本当にそれでよいのでしょうか。
そんなときに思い出す言葉があります。
「そのときはムダだと思ったことが、実に大事なことであったと後になって気づく場合が 少なくない。現在という瞬間には、何がムダでどれが有用である
かは判断しかねるもの である。それゆえ、生活のどんな部分であろうと、生活の一部であるからには粗末にできない。」
むのたけじ「たいまつ」より
忙しい、大変な思いをしているのは自分一人だけではありません。この言葉にあるように、一見無駄に思えることも、実は自分の身につく大切なものでも
あるのです。人に優しく、自分に厳しく...。と、子どもたちに伝えつつ、自分自身もふり返る今日この頃です。
6年生副担任 稲森真弓
登録日:2013年5月31日/更新日:2013年5月31日