4月24日(水) 写生会で「○○はまだですか?」
登録日:2013年4月24日/更新日:2013年4月24日
毎年、ノートルダム学院小学校では、春に植物園で「写生会」を行っています。
今年は晴天に恵まれ、穏やかな日差しの中で全校児童が1日かけて樹や花の絵を描いてきました。
まずは鉛筆で下描きをして、樹や花や景色の線がしっかり描けたら絵の具をのせていきます(低学年はクレパス)。
私が担任している4年生のテーマは「樹」。
大きな樹やら、曲がりくねった樹やら、表面の皮の様子が複雑な樹やら・・・。
みんなが四苦八苦しながら、その難しい「樹のつくり」を描いていると、時間はどんどんと過ぎていきます。
時間が11時を回ったころ、見回りをしていると、「先生~!」と呼ばれます。
「うん?絵の質問かな?」とその子の絵をのぞきこむと・・・
「先生、お昼ご飯まだですか~?」
「いやいや、まだ11時やで!」
11時半頃に回っていると、
「先生、お弁当まであと何分ですか!?」
「あと1時間です!集中して絵を描く!」
もう、この時間帯になると、どこに行っても、お弁当のことばかり・・・。
集合場所で座っていると、数人の児童が必死の顔で走ってきます。
「どうしたの?」と真剣に聞くと、
「先生!お弁当食べていいのは何時ですか?」
「ま・だ・で・す!!」
晴れた日の植物園は、子どもたちの描画意欲をかきたてますが
それ以上に、空腹感も増大させるようです。
さあ、お昼の時間、12時半になりました。
「お昼ごはんの時間ですー!」と言ってまわると
みんな大はしゃぎで、お弁当を出し始めます。
保護者の皆様、今日も子どもたちのためにお弁当を用意してくださりありがとうございます。
皆様が想像している以上に子どもたちは、お弁当を食べることが何よりの幸せのようでした。
4年生担任
一柳 丞
登録日:2013年4月24日/更新日:2013年4月24日