登録日：2013年4月16日／更新日：2013年4月18日

心に残った言葉

　新年度が始まって１週間あまり経ちました。今も私の心にくり返し甦ってくる言葉があります。入学式で、川口義弥父母の会会長がされた、新入生へのお話です。

「今、新入生の皆さんは、パートナーの６年生のお兄さん、お姉さんと手をつないで入場しました。これは、ノートルダムの伝統です。学校ではパートナーが、先生が、そしてクラスのお友だちが一緒にいます。家では、お家の人と一緒ですね。大切なのは、『皆さんは一人ではない。』ということです。仮に自分のそばに誰もいなくても、神様が共におられますよ。」

　新入生の保護者の方々へは、次のようなお話をして下さいました。

「先ほど、父母の会のコーラスサークルのお母様方が、『いつも喜んでいなさい』という歌を歌って下さいました。神様がされることを全ていつも喜んで受け入れる－これが『いつも喜んでいる』ということでしょうが、実際はとても難しいです。...でも、いつも喜ぶのは難しくても、『いつも笑顔でいる』ことはできるのではないでしょうか。私たちが笑顔を保つことで、きっと心から喜んでいられるような毎日を、自ら生み出すことができるのでは、と思います。」

　以来、私にとっては、「子どもたちと共にいること」「笑顔でいること」が、大きな目標になりました。それぞれ一言で表すと、一般に広く語られていることになります。が、どちらもノートルダムの日常や神様のみ言葉とつながっている、という目で見ると、かけがえのない言葉に思えてきます。ノートルダムでの毎日を通して、子どもたちが「一人ではないこと」を実感し、「いつも喜んでいられる」ように、力を尽くしたいと思います。

１年担任　遠藤　克哉

登録日：2013年4月16日／更新日：2013年4月18日