登録日：2014年2月19日／更新日：2014年2月19日

　3年生は今日から冬の一大イベント「スキー合宿」に行きます。子どもたちは、もう3週間も前から「スキーのしおりはまだですか？」「スキーの班を教えてください！」「すき焼きは2日目ですよね？」とスキー合宿が待ち遠しくて、仕方がない様子でした。

　思い返せば、春は山の家でじゃがいもを植え、ミニ盆栽を作り、夏はかまどを使ったカレー作りやキャンプファイヤー、秘密基地作りをし、秋はしば漬け工場の見学や、山の家の裏山のハイキングをするなど、一年中通して、本当にいろいろなことを行ってきました。春、夏、秋は、山の家、冬はスキー合宿と、普通の学校では1年に1回しかないような行事が、たくさんあるのは、本校の大きな魅力であることを改めて感じます。

　また、このような活動がただ楽しいだけではなく、子ども達の学びにつながっているのを強く感じます。植えたじゃがいもは調理実習をして、班で協力して作り、食べることで、野菜がどのようにできていて、私たちの口に運ばれているのかを知ることができました。秘密基地作りでは、どのような秘密基地を作るか、班で話し合い、企画し、ポスターで発表し、実際に作っていく中で、思ったようにいかず、試行錯誤もしながら、最後に素晴らしい基地を作ることができました。もちろん、友達と話し合う中で、もめごとやけんかもありましたが、それを乗り越えて１つのことを成し遂げるということで、子どもが少しずつ成長していきました。やはりこのような体験的な学習の中に、ただ学校で授業を受けるだけでは身につけられない「生きる力」を育む要素があるのを実感します。

　さて、この3日間もどのようなドラマが待っているのか、楽しみです。

3年担任　伊藤　直之

登録日：2014年2月19日／更新日：2014年2月19日