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NDダイアリー

11月5日(火) ペンギンのウィンク

登録日:2013年11月 5日/更新日:2013年11月 6日


 1・2年生の廊下の掲示板には、水族館に見学に行ったときの作文が貼ってあります。どれも感動ものです。今の私たちには見えないものを子どもたちは見ているのです。大人の私たちがすでに過去に置いて来たものを子どもたちは思い出させてくれます。

 "ボクが見たさかなのおっぽはさんかくではなく、はさみのようになっていました"
と作文に書いてあり、はさみのような尾っぽの魚が何匹も泳いでいる絵が上にありました。とても新鮮な目で魚を眺めていた様子がわかります。どの子にとっても一番楽しかったのは「いるかショー」のようでしたが、ほかの生きものについても子どもたちは独特のとらえ方をしているのがわかります。


 "ごまふあざらしはとてもかわいくてわたしもなりたかった"
 "きれいないろのさかながぼくのほうによってきました"
 "じんべいざめはかわいらしいけれども目がこわかった"
 "ペンギンもわたしにちかづいてきて、わたしにウィンクしました"

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 子ども時代は友だちに関しては「質より量」と言われています。いろいろな友だちと仲良くなることが大切です。朝とリフレと放課後、いつも同じ友だちとだけ関わるよりも、いろいろなタイプの仲間と関わり合った方がよいのです。

 1・2年生の子どもたちにとっては、水族館の魚たちが自分の友だちのように思えたのかも知れません。かわいい魚たちが自分の方に近づいて来るように思えたり、ペンギンがウィンクしてくれたように思えたりする子どもは幸せです。子どもらしく、心身ともに健康に成長している証拠でしょうね。
 以前、ある学年の担任が家庭訪問された時の話ですが、子ども部屋のお人形やぬいぐるみが全部背中を向けて飾ってあった、というのです。ぬいぐるみの動物たちが自分に近づいてくるのではなく、自分に背を向けて遠ざかって行くとは、何とさびしいことでしょう。
 自分の周りのものを見てかわいらしく思い、やさしい気持になれる、そんな体験の積み重ねこそ、低学年では大切です。

 ちなみに、この連休の間に私も梅小路の水族館に行ってきました。いるかのショウは子どもたちの絵日記に書かれていたとおり、3頭ずつジャンプしたり、くるくるまわったりして観客を十分満足させる、見ごたえのあるものでした。人間と海の生き物が、お互いに、やさしく関わり合って生きていることを実感した日でもありました。

シスターベアトリス 田中範子

登録日:2013年11月 5日/更新日:2013年11月 6日

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