10月18日(金) ちくはぐな会話
登録日:2013年10月18日/更新日:2013年10月18日
保健室で子どもたちと会話をしていて、違和感を感じることがあります。
例えば、体調不良を訴えて来室した児童に保健室で休むほどではないと判断したので、「教室に戻れるかな?それともしばらく休む?」と声をかけます。すると、「朝からしんどかった」などと、ちぐはぐな答えが返ってくるのです。けがをして来室した児童が、「先生これ」と手や足だけを突き出します。「先生に言われたから来た」と言って来室した児童を見ると鼻血がついています・・・着替えたいのか??と想像はできますが、何か変な感じがします。
何も言わなくてもわかることはたくさんありますが、こちらが想像力を働かせて、子どもたちが言わなければいけないことを先取りしてしまうと、子どもたちの話す力は育ちません。保健室では、ぐっとがまんして(ついつい先取りしそうになるのですが・・・)子どもたちと丁寧に会話するように心がけています。
養護教諭 中村真美
登録日:2013年10月18日/更新日:2013年10月18日