12月2日(月) 見守りつづける、祈りつづける
登録日:2013年12月 2日/更新日:2013年12月 2日
「子どもを育てるのは、見守りつづけ、祈りつづけること」。15年ほど前にあるシスターからそう教わりました。心を込めて成長を見守りつづける事が"親心"であり、その心がそのまま祈りなのだと。また、その一方で健全に育つための入念で継続的な手入れも必要なのだと。
「愛し、祈りながら、実際的な手入れも欠かさない。」さすがだなと思いました。
実際的な手入れと聞いてぱっと浮かんだのは、ものの管理についてです。学年が上がると副教材が増え、持ち物や学習準備が多様化するので、少々高い管理能力が必要になります。子どもたちは、限られた休み時間に、前時に使った本やノートを所定の位置へ戻し、次の時間に必要なものを準備しなければなりません。時には体操服に着替えて体育館へみんなそろって移動するのです。
必要なものを用意し決まった場所に戻す力、期限を守って提出する力、時刻を守って行動する力はやはり基本でしょうか。朝にはきちんとそろっていた筆箱の中身が雑になって帰るようなら、それはゆとりのなさなど、何かのサインかも知れません。これからも教師と保護者で連絡を取り合い、協力しながら子どもたちの成長を共に見守りつづけるよう、子どもたちの未来に希望の光が絶えないよう祈り続けていきたいです。
5年担任 稲光千賀子
登録日:2013年12月 2日/更新日:2013年12月 2日