5月8日(水) 里山の田植え
登録日:2013年5月 8日/更新日:2013年5月 8日
毎年ゴールデンウィークがやってくると、子どもたちはウキウキ、ワクワク!!ご家庭でも楽しい行事がたくさんあるのでしょうね。私たちの住む近畿地方では、このゴールデンウィークに田植えをする地域が多いです。兼業農家も多いのでしょうね。私の家の近所では、連休前半に田に水が入り、後半に田植えをするという様子でした。
本校の山の家にも立派な田んぼがあります。滋賀県大津市伊香立地区には、昔ながらの里山が残り、のどかな棚田の風景が広がっています。私の大好きな写真家『今森光彦さん』もその風景に魅せられて、近くにアトリエを構えておられるそうです。
昨日は、その山の家の田んぼで4年生の子どもたちが田植えをしました。機械を使わずに、手で苗を植えていきます。どろんこの中に手をつっこんで、根っこを土の層にとどまらせる作業は、子どもたちはとても難しい作業です。このどろんこ体験で、子どもたちは稲作の楽しさと苦労を知り、食卓にあたりまえに並んでいるご飯がどれだけ大切なものなのか、日本で受け継がれてきた文化を実感してほしいと思います。
これからは、山の家学習の時に稲の成長を観察し、秋には稲刈り、脱穀、精米という作業を体験し、12月の全校餅つき大会にこのお米を使います。子どもたちの成長とともに、山の家の稲がたわわと実りの時期を迎えることを楽しみにしたいと思います。
4年生担任 神先 雅巳
登録日:2013年5月 8日/更新日:2013年5月 8日