9月24日(火) 5年生平和学習で
登録日:2013年9月24日/更新日:2013年9月24日
5年広島平和学習で
5年副担任 花岡みゆき
20日〔金〕5年生は、平和学習の一環として、広島にある原爆資料館を見学した。
今までも、何度か広島に行き、子どもたちと共に、68年前の悲劇を目の当たりにしてきた。何回足を運んでも、その悲惨さに驚きと悲しみを感じ、祈らずにはいられない。
今回は、副担任として同行した。
7月の遠泳合宿といい、今回の広島平和学習も、私たちの学びを支えてくださる人とその御準備と当日のお心遣いに頭を下げずにいられない。特に今回は、暑さのためか体調を崩す児童があり、すぐに助けてくださる姿に感動した。
広島の駅では、バスガイドさんがホームまで、お迎えに来てくださった。道を間違えずに、バスに乗ることができた。バスの中では、子どもたちの様子を見ながら、原爆投下にあった広島のことをお話された。
資料館に着くと、16人の語り部さんが、出迎えてくださった。全体の挨拶の後、すぐにグループ行動。決められた時間内に公園内をどう回るのか、何を語るのか、ご準備されたことだろう。
幟町教会では、神父様と教会の方々に迎えられた。御ミサだけでなく、体調を崩す児童のためにベッドをお借りすることができた。
帰りの新幹線では、ゆっくり休むところはないか車掌さんが探してくださった。
そして添乗員さんは、今回の広島へのすべての手配と、一日私たちのために働いてくださった。
何度も、学校を離れての学習を経験しているが、支えてくださる人の多さに気づかずにいた自分が恥ずかしい。当たり前に思っていたことが、なんと多くの方々に支えられていることか。
悲惨な戦争の様子を見るだけでなく、私たちの周りのかたがたに目を向けることで、今生きていることの幸せと感謝を子どもたちにも感じてほしい。
登録日:2013年9月24日/更新日:2013年9月24日