9月18日(水) 「6年生ファイト!~6年生作文より~」
登録日:2013年9月18日/更新日:2013年9月18日
「天王山」といわれる夏休みを終えた6年生達。様々な面で、既に卒業に向けて準備もし始めています。「卒業文集」作成に向けての作文もその一つです。12月までに、3~4作品を書き、最終的にその中から、自分が一番載せたい作品を選び、加筆、修正を加えて、掲載作品を仕上げます。
その作文テーマは、いくつか与えられていて、選択する自由もあります。書きたいテーマで書くので、素直な思い、正直な感想が表れているものも多く、読んでいると、こちらの心が大きく動きます。
普段、面と向かって、友達や教師、親に伝えられない思いが垣間見えるのです。今回は、その一部を紹介します。
本校児童達に、小学校最大の行事は何か?と問うと、多くの6年生達が「遠泳合宿」と答えます。楽しい水泳学習というより、しんどい練習、辛い練習を乗り越えて、本番完泳した達成感は、文字通り何ものにもかえがたい経験なのでしょう。
遠泳合宿の作文より 抜粋
「私がこの遠泳で学んだことは、何事にも一生懸命にがんばり自分を信じれば成功することです。練習の時、「もう無理、この先どうなるんだろう」と思っていました。でも一生懸命練習をこなして、本番成功したからこう思えたのです。」(女子)
「たった二泊三日の合宿。今までにない達成感がありました。「やったね」といつもいっていることが、こんなに気持ちがいいのは初めてでした。...あのメンバーで行った合宿はバスにのってから、降りるまで、笑顔が絶えませんでした。あのメンバーで行くことはありません。一生忘れない思い出です。」(女子)
「十年後の私へ」というテーマ作文より
自分としては頑張っている!という思いが、痛いほど伝わってきます。また、普段、ご両親から、また担任達から言われていることを心で受け止めてくれていることも伝わってきて、とても嬉しくなりました。
「...まず、このノートルダムに入学したことが大きな変化で、この学校にかよっていたからこそ、大きな恵みをもらえました。...昔のあなたを美化する気持ちはありません。弱い部分もたくさんありました。小学校生活で学んだことはきっと、あなたの支えとなり、前に押し進めてくれるはずです。やりたいことをあきらめずに頑張ってください。」(女子)
「...私は、あなたに子どものころの自分を忘れないでほしいです。そして、あきらめない心をもっていて欲しいです。それだけが十年前の私からの願いです。」(女子)
「10年後の自分へ。家族を大切にしろよ。しんどくなっても、負けるなよ。その仕事が無理だなと思っても、とことん頑張れ!」(男子)
私達、6年生担任団も、皆さんたちと同じ思いですよ!
「あきらめないで!自分を信じて、とことんがんばれ!」
6年生担任 田島 美穂
登録日:2013年9月18日/更新日:2013年9月18日