6月5日(水) 「味の違いのヒケツは・・・?」
登録日:2013年6月 5日/更新日:2013年6月 5日
4年生は今度の合宿にむけて、山の家でカレー作りの練習をしてきました。
6つのかまどで6つのお釜(お米)と6つのカレー鍋。
みんな一生懸命野菜を刻み、煙にいぶされながら火を焚きつけました。
さあいよいよカレーのできあがり。さっそく子ども達から声をかけられます。
「先生ー!!早く食べに来て~!」と呼ばれて味見。
「先生ー!こっちも~!」と呼ばれて味見。
「先生ー!一番おいしいって言って~!」と呼ばれて味見。
さすがに6つのカレーを食べるのも大変・・・。
同じ材料、同じお米、同じかまどに同じ薪(まき)。
でもどうしてでしょう・・・。味がそれぞれ違うんです。ぜんぜん味が違うんです。
ある班はじゃがいもの味が強く出ていました(よくかき混ぜたのでじゃがいもが少し溶けたのかな?)。
ある班はどろっとしたルゥに仕上がっていました(じっくり火にかけて煮込んだのかな?)。
ある班はおこげ付きの香ばしさが広がっていました。
料理は愛情で味の差がでるといいます。
食べやすいように人参を小さく切ることも愛情。
焦げ付かないように、熱さを我慢しながら混ぜ続けることも愛情。
火力を上げるために一生懸命薪を広い集めるのも愛情。
そのちょっとした手間が、味に深みを与えるのでしょう。
合宿本番のカレー作りも楽しみです。
4年生担任 一柳 丞
登録日:2013年6月 5日/更新日:2013年6月 5日