2月17日(月) 先輩方の思いを胸に・・・最後の3年間
登録日:2014年2月17日/更新日:2014年2月18日
今年、ノートルダム学院小学校は創立60周年を迎えます。校舎が新しくなり、子どもたちも私たち教職員も、いよいよ、という思いがつのってきます。
3年生の社会科では、学校の歴史を学びます。先日の参観日、旧校舎とのお別れを兼ねて保護者の皆様と一緒に学校の歴史をふりかえりました。
―1957年に始まったものは?今でも続いてて、みんなが大好きなものです。―
「バザー!」「プール!」・・・・・・3年生の子どもたちが生まれるずっとずっと前のことで、勘に頼るしかないのですが・・・答えは給食です。当時の給食のメニューはどんなだったのでしょうね。
―1984年に始まった、ノートルダムの行事は?―
「バザー!」「遠泳!」・・・・・・やっぱりバザー。本当に好きなんですね。答えは、「山の家学習」です。ちなみに、浜島での遠泳合宿が始まったのは2001年。バザーは創立当初から行っていたようです。
校舎ができたときの写真を見ると学校の周りは畑だらけ。創立当初は高学年になると男女別学だったので、東西の入り口に聖ドミニコサヴィオ、聖マリアゴレッティのご像があったというわけですね。子どもたちは、1968年にできたプールに円形プールがあったことを知ると「いいなぁ、楽しそう」の声。さらに、50周年に新しいプールができた際には、オリンピック金メダリストのお二人が来校!それを聞いてさらに飛び上がるくらい驚いていました。
主な出来事だけをあげても60年の歴史というのは簡単には語りつくせません。しかも、この間、旧校舎は数え切れないほどの卒業生を見守ってきました。日々の学校生活に目を向けると、きっと数え切れないほどの楽しかった思い出、けんかをした思い出、先生やシスターに叱られた思い出・・・それらが、校舎にしみついているにちがいありません。そう思うと、残念な気持ちにもなります。
最後の3年間―たったの3年間だったけれど、先輩方の思い出のしみついた、この歴史ある校舎で過ごせたことを、3年生の子どもたちは誇りに思っています。60年間、ありがとう。本当にお疲れ様でした。
3年担任 秋田 幸絵
登録日:2014年2月17日/更新日:2014年2月18日