5月13日(金) ジェネレーションギャップ
休み時間、2年生が教室にやってきました。と言っても、ここは6年の部屋です。
彼女たちは、前に受け持った子たちで、今でもこうして来ては、
「『友だちになろう』の握手して!」(ただ、強く握手。ちょっぴり痛いのが、好きなようです。)
「『ハンバーガー』しよう!」(立ったままですが、両手をつないで、間にもう一人子どもをはさんで、ギュッとします。)
「『ちゃんとで・き・ま・す・か?!』して!」(教師が子どもの両腕をつかんで、ギュッとします。本来、注意の一環です。ちょっぴり痛いのが、いいようです。)
・・・などと、せがんできてくれます。
6年生は、このようなことはありません。
ただ、総合の調べ学習の時間などで、
「纏う」「斯く」といった漢字を読んだり、意味を示したりしてあげると、
「おお!」(かすかな声ですが)という反応が返ってきます。
パソコンで、Ctrl+C、Shift+Caps Lock、などと、パチパチッと打つと、
「へぇ!」(かそけき声ですが)と、再び。
1年生と6年生-、心のありよう・人との関わりなど、こうも違うのかと、感じながら、一人ひとりに立ち向かっています。
最後に、家に帰れば、「ウォー!〇△✕・・・!」と、訳の分からない奇声ながら、喜び出迎えてくれる息子、6か月。
ただ、自分には、泣く理由がさっぱり分からず、ここでもジェネレーションギャップを実感しています。
いみじくも、先輩の先生がおっしゃいました、
「人間ほど、精神的に成長する動物は、内面が変化する生物は、ないんじゃないでしょうかね。」
適応力を試される日々が続きます・・・
6年担任 遠藤 克哉
登録日: 2011年5月13日 / 更新日: 2011年5月13日