5月6日、4年生は山の家に行き、田植えをしました。

本校では山の家で稲作の体験学習を行っています。田植え、稲刈り、脱穀を実際に子ども達が行い、日々いただいているお米がどのようにして作られているのかを学びます。

学校から山の家までバスで行き、開校式を行いました。

体操服に着替え、まずは山の家の校舎の中で、地元の農家の方から稲作についてのお話をうかがいました。苗の植え方について詳しく教わります。

クラスごとに田んぼに向かいました。田んぼの泥の中に入るのはほとんどの子どもが初めてです。植えやすいように、田んぼの水は少なめにしてありましたが、泥の中を歩いていくのは大変でした。

苗は「紐植え」というやり方で植えました。あらかじめ等間隔に印をつけたひもの両端を先生達が持ち、ひもの印にそって植えていきます。

一歩ずつ下がっては、ひもの印に沿って植えました。

何枚もある田んぼに「うるち米」と「もち米」を植えていきます。

お昼休みには家から持ってきたおにぎりをいただきながら、休憩しました。この日は子どもの日の翌日で、学校の給食で出された端午の節句を祝う「ちまき」を山の家でもデザートとしていただきました。おにぎりも「ちまき」もお米からできています。感謝していただきました。

5月2日の山の家学習で2年生が作ったこいのぼりが空を泳いでいます。

午後も引き続き、皆でがんばって作業を行い、例年より早く植えることができました。

川のところで泥を落とし、最後は山の家のお湯のシャワーで足を洗って制服に着替えました。

有意義な一日をすごすことができたことを感謝して、山の家学習を終えました。

4年生は今後の山の家学習で稲の世話や観察をし、秋には稲刈り、脱穀を行います。
秋に無事に収穫できれば、うるち米は山の家合宿などでの食糧に、またもち米は冬のもちつき大会に使われる予定です。