ノートルダム学院小学校では,豊かな心を育むため,
 年間を通して平和学習を行っています。

  平和と聞いても漠然としたイメージしかなかった4月。
 子ども達は,太平洋戦争の事実,原子爆弾の恐ろしさを知り,
 「なぜ,原子爆弾を落としたの?」「日本はなぜ戦争を始めたの?」など,
 自ら疑問を持ち,調べ学習を始めました。 


 さて,先週17日(金)に,5年生は,広島の地を訪れました。

 ”これが・・・” (原爆ドームを見ながらの呟き)
 ”何百人もの人が水を求めて,この川にきて亡くなってしまったのか・・・” (元安川のほとりで)

 子ども達の心は,純粋で敏感です。
 当時の様子を肌で感じ想像したのでしょう。

 語り部の先生方の語られる話に耳を傾けながら,
 真剣な眼差しでみつめ,涙を浮かべる子もいました。


 子ども達が感じ取ったこの平和への思いは,
 今後の人生の中で,しっかりと心に残ってくれると思いました。

 これからの平和学習への力強い意気込みを感じ,
 私たちも思いを新たにした一日でした。

 


5年生担任 太田直樹