9月 13 日(月曜日)2年生は山の家学習に行ってきました。

この日の学習内容は、『自然のものを使って色水を作り、和紙を染める。染めた和紙でペン立てを作る』という内容でした。

2年生は、まだまだ残暑厳しい山の家で、皆思い思いに自然を満喫した1日でした。

 さて、この『山の家』は、昔も今も本校の児童たちの体と心の成長を助けてくれています。

この『山の家』は、昭和59年7月、本校創立30周年事業の一環として建てられました。これは、私が勤める2年前のことで、子どもたちの運動や鍛錬の不足を補うものとして、子どもたちにとって欠くことのできない自然体験の場として、建てられたものです。完成当時、還来神社の前の橋をバスが通行できなくて、山の家の手前数百メートルのところから、行き帰り共、徒歩で行き来したものです。当時の卒業生に「何がおもしろかった?」と聞くと、「川遊びがおもしろかった」という答えが返ってきます。

十数年前までは、夏の合宿の時、作業が終わってから夕方に、道路向かい側の和迩川に水着で入りに行きます。当時、山の家合宿では、いろんな労作をしていたのです。そんな後ですから、皆、喜び勇んで川に向かって行きました。 川をさかのぼること十数分、そこには大人の身長程度の滝があります。滝の裏側にかくれたり、うたれたりと子どもたちは大はしゃぎをしたものです。帰りは流れに身を任せて楽しみながら帰りました。

 昔も今もこれからも、山の家は本校児童の成長を見守り続け、生涯思い出として、卒業生の心の中に残り続けてくれることでしょう。

2年 担任 中塚 博之