7月 20 日、韓国の小学校の先生方をお迎えしました。ソウル近郊の水原(スウオン)市の小花(ソウハ)小学校からの先生方です。

同校からは、 10 月末におよそ 100 人の6年生が本校を訪れる予定になっています。それに先がけて、同校の約半数に当たる 16 人の先生方が見学にいらっしゃったのです。

 先生方の見学と学校説明の時間は2時間半という限られたものでした。案内役の私は、腕時計をちらちら見ながら「うちは紹介できることがいっぱいあるなあ、とても全部はむりだ」と思っていました。

 午後、他の学校へとお連れするマイクロバスの中で、質疑応答となりました。シスターエブリン校長先生から、「どうしてあんなに校舎の床がきれいなのですか」「子ども達の学習意欲がとても高いのは何か特別な指導をしてるのですか」「給食の様子が見られなくて残念でしたが、子ども達が静かに食べるって本当ですか。どうしたら静かに食べさせられるんですか」などと、いろいろと尋ねられました。

 私は「ノートルダムの保護者のしつけの力」も強調して答えました。教育力だけでなく、サークル活動などの活発さについても伝えました。父母の会の長谷川会長も常々、おっしゃっているように「ノートルダムの保護者の力はすごい」のです。 

 来客があるたびに、胸を張って紹介できるのがその「保護者力」です。夏休みを明日から迎えるというこの日に当たり、4月からの保護者の皆様のご支援にあらためて感謝いたします。

 カムサハムニ ダ(ありがとうございます)。

 教頭 行田隆一