写生展が始まりました。

 毎年この時期になると、放課後やリフレッシュタイムの図工室は、にぎやかになります。写生展にむけて、写生会の絵の仕上げをしようと、多くの子ども達が図工室にやってくるからです。

 子ども達は何時間もかけて、一枚の絵を仕上げます。効率のよさが一つの価値になっている今の時代だからこそ、時間と心をかけて大切にみつめ、一つの作品をつくりだすこの時間を大切にしたいなと思います。写生会が、自分を取り巻く自然に想いを寄せる場となり、豊かな「感じる心」をもった子ども達が、世界の美しいものや素晴らしいことに、たくさん心を動かす時間になってほしいと願っています。

                                                                                  2年担任 松本 唱子