今日は七夕です。一年に一度、織姫と彦星が出会うという、神秘的な日です。さて、今夜のお天気はいかがでしょうか?

 七夕を目前に、2年生の子どもたちは7月1日~2日、校内合宿を行いました。楽しいプログラムをいろいろと実施いたしましたが、子どもたちが一番ドキドキわくわくした時間は、きっと・・・夜です。

 夕食をいただいた後、NDホールで祈りの集いを行いました。真っ暗なNDホールの中にたくさんのろうそくとペンライトの光が灯り、それはそれは美しい空間の中でお祈りをすることができました。クラスの代表の子どもたちのお祈りによって、家族や友だち、世界の人々にまで思いを馳せ、落ち着いたひとときを過ごすことができました。

 

 その後、パジャマに着替えて就寝の準備をしました。友だちと協力してふとんを運び、シーツを広げてあとは眠るだけ。そんな中で、私たち2年生担任団から子どもたちへ、少し早めの七夕のお話をプレゼントしました。眠くなってきたところでお祈りをして、みんなふとんに横になりました。

 消灯してからもぱっちり目をあけて、ごそごそもぞもぞしていた子どもたちでしたが、しばらくするとすーすーと静かな寝息を立てはじめました。みんなちゃんと眠れているかな?と見回っていると、こんな子どもたちを発見しました!となりの子と手をつないで眠っている子、まるでなにかお話をしているかのように口をもごもごさせながら眠っている子、足も手もぴん!と伸ばして眠っている子・・・自然に頬がゆるみました。子どもたちの無邪気な寝顔をみると、1日の疲れもふきとびました。そして何より、どんなことがあってもこの子たちを守らなければ!という気持ちにさせられたのでした。

 

 翌日の朝、動き回った先(中には2人分くらい移動した子も!)で元気に目覚めた子どもたちは、2日目も予定通り活動し、無事合宿を終了しました。子どもたちにかかわってくださった先生方に感謝、そして何より無事を祈ってくださった保護者の方々に感謝します。この合宿で成長した子どもたちが、その力をこれからの生活に生かしていくことができるように、心から願っています。

 

2年担任  秋田 幸絵