先日、5年生初めての山の家学習に行ってきました。今回のテーマは、2つありました。1つ目は、『命札づくり』です。『命札』とは、名前の通り、命を表す札のことです。7月に行われる遠泳の時に、浜に上がっている間は首からかけておき、海で泳いでいる間は浜に置いておきます。子どもたちの命を守るための大切な確認札です。
 本校では、この命札を山の家の森で間伐した木の枝を使って作っています。直径5㎝程度の枝を輪切りにして、子どもたちがそれを紙ヤスリで丁寧に磨きます。そこに穴を開けて、自分のクラス・名前・番号を書き、裏側には決意を漢字で表し、ひもを通してでき上がりです。世界に一つだけの命札です。山の家の大きな自然に見守られての遠泳になることでしょう。



  山の家学習2つ目のテーマは、『焼き竹輪』です。本校の山の家学習始まって以来の試みでした。社会科の水産業の学習で、スケトウダラのすり身を使って竹輪やかまぼこを作ることを習ったため、本格的な竹輪作りに挑戦しました。スケトウダラのすり身を竹に巻き、炭で焼くという作業です。
「竹に巻くから『竹輪』なのか。」
と子どもたちは、改めて感心していました。焦げないように、絶妙の加減で焼くのは、難しかったですが、とても上手に焼き上がりました。焼きたて竹輪は本当においしかったです。



 竹輪をいっしょに焼いた『竹輪の友』との遠泳合宿は、1ヶ月後です。
 神様、159人すべての子どもたちが練習を重ね、力をつけて本番を迎えられますように、お導きお守りください。

 5年生担任 神先 雅巳