新聞のテレビ欄を見ていると、毎日、必ずどこかのチャンネルで「クイズ番組」が組まれています。
Qさま、雑学王、ヘキサゴンなど、2、3年前から日本のテレビ業界は空前のクイズブームです。

私も社会科の授業の中で、よくクイズを出します。
各クラスに備え付けられているデジタルボードを使って、こんなクイズをやりました。
本校では、直接書き込んだり、タッチパネルとして使ったりして、様々な授業でこのデジタルボードを使っています。

今、5年生は水産業の単元の学習をしています。
「なんの魚からできているでしょうか?」とクイズ風に質問し、
こんな画像を表示します。

水産加工品は、小学生にもなじみの商品ばかりですが、
一体なんの魚からできているのか、案外難しいものです。

覚えることの多い「社会科」ですが、クイズ形式にすると、楽しみながら覚えることができます。
普段はなかなか手を挙げない児童も、この時ばかりは目を輝かせて、答えてくれます。
でも、中にはこんな珍回答もありました。

「ハイ。わかった。かまぼこ。」
(かまぼこは何からできているのでしょう?という問題に対して、いきおいあまってそのままの答えが返ってきました。
実は原料としては、すけとうだらがよく使われます。)

「えっと・・・、たらこがたらの子どもだったから、これは・・・かずの!」と言い出す始末。
かずのこの親だから「かずの」と考えたのですね。正解はにしんです。

これにはクラスも大盛り上がり。
”次の授業では、どんな手を打とうかなぁ”

社会科を少しでも好きになってくれればと願いながら、今日も教材研究に精を出すのでした。

          5年生担任 社会科担当 一柳 丞