先週、2年生の子ども達に、かわいいかわいい弟と妹ができました。

この時期、ノートルダム学院小学校では、2年生の子ども達がパートナーとなる1年生をつれて、学校探検にでかけます。 

初めてパートナーと出会ったこの日は、2年生が手作りの名刺をもって、1年生の教室におじゃましました。1年生の教室には、当然、1年生の分の机と椅子しかありません。2年生は1年生の隣に寄り添うように立って、先生の話を聞いていました。そんなお兄さん、お姉さんの姿を見て、「すわっていいよ。」と席を譲ろうとしてくれる1年生がいました。しかし、さすがは2年生。「いいよ、いいよ。ぜんぜんつかれてへんし、すわっとき。」の声。1年生も2年生も、お互いに「自分のことを大切におもってくれているんだな」と感じ、嬉しくなったことでしょう。そして、その様子を見ていた私も同じように嬉しくなりました。このようにして、やさしさや思いやりは響きあって、つながっていくのだなと感じました。

「いまからパートナーに折り紙教えてあげるねん。」

今日もぴかぴかの笑顔が、嬉しそうに折り紙を抱えて、1年生の教室に向かう姿を見送りました。

 

2年生担任 松本 唱子