今週で4月も終わります。

春になり、黄、紫、赤、白と様々な色の花が咲き始めます。祈りの森でもたくさんの種類の花が見られます。
「わあ、きれい」という1年生の声が聞こえます。

今日はノートルダム学院小学校の祈りの森で見つけた、タンポポ(蒲公英)について紹介したいと思います。

タンポポの花は1つの花のように見えますが、実は100個以上の花が集まってできているのです。

今、日本に見られるタンポポの多くは、外国生まれの外来種のセイヨウタンポポです。

明治、大正、昭和時代に各地に増えてきたといわれています。

セイヨウタンポポは繁殖力が強く、生育範囲を広げています。

日本に昔からあるニホンタンポポは、都市化が進んだ土壌では育ちにくく、数が減っているそうです。

ニホンタンポポとセイヨウタンポポの見分け方のポイントは、黄色い花の下の部分(総包)です。

セイヨウタンポポは反り返っていて、ニホンタンポポは立っているそうです。

さあ、祈りの森のタンポポはどっちでしょうか?

理科部  梅下 博道