ノートルダム学院小学校では、1学年4色(赤・緑・青・黄)に分かれ、スポーツフェスティバルと称してさまざまな競技を行っています。
パート1は、運動会。パート2はマラソン大会。パート3は球技大会。パート4は大縄とび大会。
大会前になるとクラスがひとつになり、一生懸命大会に向けてがんばります。スポーツの場合どうしても上手な子、苦手な子がでます。苦手な子はどうしても遠慮がちになってしまうのですが、時間がたつにつれて、上手な子が自然と苦手な子をエスコートしだします。失敗しても「次、頑張ろう。」とか、「みんなで声を出そう。」とか、さまざまな声がでてきて、改めてスポーツの良さを感じました。
また、先日行われた大縄とび大会でも、一つのクラスが大会前にもかかわらずなかなかまとまらずにいたので、「このままでは最下位だね」と思わず声をかけてしまいました。しかし、本番ではみんなが声を出し、一致団結。見事優勝して、私に、「どこのチームが最下位だってー。」といわれてしまいました。子どもたちのいきいきとした、少し誇らしげでうれしそうな表情が印象的でした。当日のクラスの一体感はほんとうにすばらしいものでした。
これらの体育的行事が1年を通してあることで、人を思いやる気持ち、社会性、協調性などをスポーツを通して自然に学んでいると思っています。

体育専科 5年副担任 中藪 大意樹