4年生は、2月に学習発表会をおこないました。

最近の学習発表会は、以前とは内容がずいぶん違ってきています。今や発表会といえば演劇ではなく研究発表会という感じです。しかも IT スキルを使ってリサーチをまとめることもあります。あるグループでは、パワーポイントが多用されました。10歳の子ども達が IT スキルを活用している姿に本当に驚いてしまいました。

 

  

 

 

IT ブームに感心するのも束の間、発表準備に追われ、子どもたちは調べてきたことを集めてよりよい発表にしようと、努力を惜しみません。

「クラスでアンケートをとってもいいですか?」

「先生、ごみ問題について紙芝居作っていい?」

「この曲で、エコキャップの大切さを伝える替え歌していいかな?」

 「パワーポイントを最後のところもう一度直したんやけど。」

 

準備期間も残りあとわずか飾り付けの作成も終り、いよいよ発表準備の大詰めに差し掛かった頃です。教師も子どもたちも気持ちが高まり、練習にも熱が入ります。プレゼンテーションの練習をする子どもたちにむかって、私が「もっと大きな声で発表しないと分からないよ!」と声を張り上げれば、子どもたちもそれに頑張って応えます。私が小学校の頃の光景に本当にそっくりでした。

内容は、演劇から研究発表になり、自分たちで調べる力や、色々なツールを使う力を高めている子どもたち。子どもたちの心の高まりや気合のはいった声、いつの時代も子どもの魅力って変わらない部分もあり、私たち教師はそのこどもたちの魅力に感動させられます。

変わること、変わらないことどちらも大切なんだなあと改めて気付かされました。

                      4年生担任 本木 千紗子

 


エコキャップで作った世界地図


たまねぎの皮を使ったエコ草木染めのカーテン

エコキャップで作った世界水マップ