2008年度の理科の研究授業の様子をご紹介します。

本校では、各教科研究部ごとに研究授業を行っています。研究授業の際には、全教員が参観し、事後研究会で意見を出し合うことで、よりいっそう良い授業を行うための研鑽の機会としています。

2008年度の最初の研究授業は理科部の行った4年生の「月の動き」の授業です。

2008年度理科部研究テーマ
「観察力を高める理科学習 ~はてな?をびっくり!に変える授業~」

9月4日、理科の研究授業がNDシアターで行われました。4年生「月の動き」の学習です。

どのように光が当たれば満月になるのか、また半月になるのか、先生からの問いかけに対して、今までの授業で習ったことを思い出しながら、子ども達はその違いを考えました。

 
 

子ども達がそれぞれの考えを発表し合います。全教員がその様子を見守っています。

 

天体モデルを使って、グループごとに実験をしました。太陽と地球と月の動きを思い出しながら、光の当て方を考えます。部屋を暗くして、どうなるかを観察しました。

 
 

太陽からの光の当たり方がなぜ変わるのか、もう一度、友達の考えを聞いてよく考えます。

 

最後に、暗くしたNDシアターで、月に見立てたボールを持って先生がゆっくりと移動しました。実際の月の満ち欠けのようにボールの光り方が変わって見える様子を子ども達は観察しました。

 

観察したこと、考えたことを書きとめて授業が終わりました。最後は参観していた先生達と礼をして、あいさつをしました。

 


授業終了後は、教員全員で事後研究会を行い、良かった点、改善すべき点を話し合い、次の授業に活かします。