オーストラリア・クイーンズランド州のケアンズ市にある聖フランシス=ザヴィエル小学校(以下、「SFX」)と本校との間に正式な姉妹校提携が結ばれ、23日、現地にて調印式が行われました。

 SFXの全校児童約450名が体育館に集まり、両校の校長をはじめ、来賓としてSFX校を含むカトリック校を管轄する カトリック教育委員会のケアンズ教区学校推進担当副理事、 教区総代理の神父様、ケアンズ市長代理、SFX校の管理責任者が列席してのセレモニーとなりました。

 来賓および両校校長の入場時、日本の『四季の歌』がBGMとして流されました。


両国国歌(これについては「校長ブログ」をお読みください)、お祈りのあと、両校校長のスピーチとSFX在校生日本児童の日本語のあいさつがありました。そして、調印書へのサインと記念品の交換がおこなわれました。

 引き続き、1~3年生のパフォーマンスが紹介されました。『Greeting Song』『Animal Song』『Obentou Song』を日本語で歌ってくれました。

 





 SFXとは、はるか前に姉妹校協定を結んでいてもおかしくないほどの親密な交流をこの数年間、おこなってきていました。本校からは、ディスカバリーの「オーストラリアコース」として毎年、高学年児童がお世話をしていただいています。SFXからも、2年に1回、本校への訪問があり、今年は9月に17名の児童と6人の先生方が来校しました。

 しかし、今回の協定により、さらに多くのかかわりが期待できます。調印式後の話し合いでは、本校と京都聖母学院小学校とが毎月11日におこなっている「アッシジの聖フランシスコの平和を求める祈り」にSFXが加わることに対し、同校のブレンドン校長とポール副理事が非常に前向きな姿勢を示しました。また、テレビ会議のデモをした見せたところ、それについても児童同士の間接交流手段としての活用の可能性を確かめてもらいました。彼らの認識と意欲が実現へと結びつくことを願っています。



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