「みなさんに質問があります。今、息をしていますか?」
9月の身体測定の前に、子どもたちにそう問いかけてみました。
「息してるの当たり前やん。」「あっ。忘れてた!」「よく考えたら息してるな。」と、いろんな答えが返ってきました。

普段私たちは意識することがあまりないので、浅い呼吸になりがちです。酸素が少し足らなくなると、なんとなく頭が痛くなったり、しんどくなったりもします。いつもよりたっぷりの呼吸をしてみると体が喜んで元気が出てきますよ。そう話して、子どもたちと深呼吸の練習をしました。深呼吸をしているときの子どもたちは、みんなとてもいい顔をしていました。

深呼吸は、気持ちを落ち着かせ、リラックスさせる効果もあります。
ときどきは思い出して、深くゆっくりと深呼吸をしたいと思います。疲れやマイナスの気持ちもゆっくり吐き出し、爽やかな光をイメージし新鮮な空気をたっぷり吸い込むと、新たなエネルギーが湧いてくるように感じます。毎日いきいきと過ごすために、もっと上手に呼吸ができますように。

養護教諭  達富 ふみ