10月3日(火) 防災頭巾に祈りをこめて
6年生の家庭科の時間、防災頭巾を作っている。昔の防空頭巾が思い浮かんでしまうが、今回作っている防災頭巾は、黒字と柄ありのリバーシブルで、かぶり方も3通り紹介されていた。
手縫いは、5年生で学習済みだが、6年になりミシンを使用する。といっても、本来は、直線縫いをメインとするので、今回ミシンも少しだけ使用するつもりだった。
防災頭巾は、頭にかぶるもので、頭に当たる部分は、布地をあわせるときに、曲線になる。少しだけのミシン実習は、この曲線を含むものだった。
子どもたちは、難しい曲線を縫うことに自信を持ったのか、最後のマジックテープまで、ミシンを使って仕上げる子どもたちもいた。もちろん、手縫いで、一針一針心をこめて仕上げる子もいた。
5月からはじめた防災頭巾が、ほぼ完成した。この頭巾は、11月に行われる防災訓練に使用する。それまで、もしものことに常に、備えていすにかけておく。
そう子どもたちには伝えつつ、せっかく作った防災頭巾ではあるが、防災頭巾としての役目が果たされないことを願う。
10月は、ロザリオの祈りをささげる。
地震や津波にあわれた方の1日も早い復興と、二度と大きな災害に見舞われることのありませんように。
6年担任 花岡みゆき