カトリック教会では、6月を「み心の月」としています。
 この月には特にイエスのみ心を思い、み心に祈り、み心に学ぶよう勧められています。

 イエスのみ心とはどんな心かと考えました。
 私がこの学校の教師を続けてこられたのは、多くの方に支えられてきたこと以上に、イエスの愛の心に支えられてきたと言えます。

 聖書にある「放蕩息子のたとえ話」は、イエスのみ心そのものをあらわしている話です。日々の生活の中で些細なことで心が揺れたり、乱れたり、落ち込んだりしますが、イエスの寛大な心に倣い、
 「わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも愛し合いなさい。」 (ヨハネ福音書13章34節)
 というみことばを心をこめて生きていきたいと思う6月です。

教頭 原山 稔郎