Notre Dame English Digest      

 

英語の授業では、子ども達は新しく覚えた単語やフレーズを繰り返し練習し、色々な活動を積んだ後、単元の終わりに全体の前で発表をしたり、ゲームをしたりします。一人ずつの発表では、朝の会でも 1 分間スピーチをしているように、自分で自由にスピーチをします。ゲームやインタビューなどの活動では、二人一組になって会話をしたりクイズを出し合ったりします。今回は各学年でどのような活動をしているのかご紹介します。

 

1 年生  Talent Show

英語を学習してから約8 ヶ月がたち、自分の名前や年齢、誕生日が言えるようになりました。タレントショーでは、自分の得意なことを披露します。鍵盤ハーモニカ、キーボード、縄跳び、一輪車などです。このような会話のやりとりをしてからみんなの前でそれぞれの得意なことを披露しました。

 

What’s your name?

My name is Yuko!

How old are you?  

I’m 7 years old.

When’s your birthday?

My birthday is in August!

What’s your talent?

I can play the melodeon!

Show me, please!

 

2 年生 What is it?

2年生は形容詞を使って、動物を表現します。ひとりの生徒が3つ以上のヒントを出して、聞いているみんなは何の動物かをあてるゲームです。ほとんどの動物の名前も言えるようになりました。写真は、2月初めに行った1・2年生合同授業での様子です。

It’s big / small.

It’s slow / fast.

It’s strong / weak.

It’s cute / ugly.

It’s soft / hard.

It’s wet / dry.

It’s long / short.

What is it?

It’s a/an  tiger / elephant / tortoise / gorilla!’

 

 

3 年生  My Summer Memory

夏休みの思い出を一枚の画用紙に写真を貼ってみんなに紹介します。画用紙の裏に台詞の紙を貼って何度も練習しました。クイズ形式の発表をしたので子ども達は、友達の発表を真剣に聞いて質問に答えました。

Where did you go on summer vacation?

I went to Yokohama.

What / Who did you see?

I saw fireworks. / I saw my grandparents.

What did you eat?

I ate Chinese food.

 

4 年生  My Family Tree

自分の家族紹介を英語で行いました。ノートにツリーを描いて家系図を描き、家族の名前と写真を貼ります。 OHP でテレビに映し出し、両親やおじいちゃんとおばあちゃん、兄弟について発表しました。写真は、ファミリーツリーの見本と、家族紹介するときに使用したvocabulary sheet(語彙の書かれたシート)です。

This is my family tree.

This is my father, Koichi. He can bake cookies.

This is my mother, Yoko. She can ride a motorbike.

This is me. I can do magic. Thank you.

 

5 年生  My Dream Trip

今年は 4 年生のときに終了できなかった My Dream Tripの単元 を拡大して学習しました。まずグループに分かれて旅行会社になります。実際に旅行に行ってきたという設定で、日本や世界各地の紹介を英語で発表しました。パンフレットや雑誌、図書館、インターネットなどを使って情報収集しました。子ども達も教師も知らないと国や町について色々と学ぶことができました。発表内容は、1. Place (country and town) 2. What did you see? 3. What did you eat? です。写真は授業で使った作品の見本です。

We went to Italy. ”(グループで発表します。)

I went to Venice. (ここから一人ずつ発表します。)

I saw carnival.

I ate pizza and chocolate cake.

Thank you.

 

年生  My Future

6年生は、二人一組 でのコミュニケーション活動が多くあります。今学習しているのは中学校入学が近くなったこの時期に合わせて、入りたい部活、自分の将来の夢や行ってみたい国などを発表し合います。

 

 

I want to join the orchestra club.

I want to go to Germany.

I want to be a violinist.

I want to live in Vienna, Austria.

 

NDトピックス

<自己表現すること-対話の始まり>

英語での「対話」-自分から話そう!

 

 ノートルダムでは、全教科を通じて授業の中での「対話」を大切にしています。英語の授業では、自分から話したいという気持ちを持つことを大切にしています。「これでいいのかな」「間違っていたらどうしよう」という不安を持つとなかなか自分から「話す」ということは難しくなってしまいます。相手と対話するためには、どちらからも自分から「話す」ことが不可欠です。将来子どもたちが英語をツールとして外国の人々と接するとき、自分がだまっていては相手には何も伝わらないし、何を考えているのか分かってもらえません。小学生の頃から、自己表現することを身に付けることがとても大切になってきます。授業ではゲームやインタビューなど、楽しく活動することを通して子ども達が意欲的に英語を話せるように指導しています。

 

 そして、もっと人前で話したいという気持ちが持てれば、スピーチコンテストに出場することができます!ノートルダムでは毎年数名の児童がコンテストに参加し、貴重な経験をしています。「私はどうかな・・・」とはじめは不安に思うかもしれません。でも、しっかりと先生方がサポートするので、あとは日本語でスピーチをするのと大切なことは変わりません。英語の発音はもちろんですが、声の大きさ、話すスピード、観客に伝えようとする気持ち(目配りや身振りなど)は日本語でも英語でもスピーチをする上で重要なポイントです。小学生対象の英語コンテストがたくさんありますのでぜひチャレンジしてみましょう!

 昨年11月に行われたノートルダム女学院中学校高等学校主催の第8回小学校女子英語コンテストと、西日本私立小学校連合会外国語部会主催の第9回小学生レシテーションコンテストに出場した様子を紹介します。