1月14日(土)、第4回わくわくサイエンスが行われました。

今回の対象学年は高学年です。この日は、私立中学校の統一入試日でもあり、5年生6人の参加でした。内容は、①シャープペンマイクをつくろう! ②オリジナル検流計で調査しよう! の二つでした。

高学年対象のわくわくサイエンスを企画したのは、吉田先生です。時間になり、吉田先生をサポートする理科部教員3人(河村、藤木、藤島)とともに始めました。その時の様子を紹介します。

 

簡単な説明のもと、シャープペンマイクを作り始めました。「シャープペンの芯をそっーと折るのは難しいな。」「あ、折りすぎた。」の声が漏れます。

 

シャープペンの芯を3本合わせて紙コップに取り付けます。子ども達は、苦労しながらシャープペンの芯を折ることができ、紙コップに接着させました。

次は、クリップに導線をつなぎ、電池ボックスに取り付けます。 

 

イヤホンの導線を丁寧により分け、これも導線につなぎます。子ども達からは、「イヤホンの2本の線をより分けるのは難しいな」との声が聞こえてきます。イヤホンを耳に入れ、紙コップの中で話すと、不思議不思議、声がイヤホンから聞こえるのです。

 

次は、検流計作りです。エナメル線を20周巻き、紙コップにかぶせます。磁石に爪楊枝を十字に2本取り付け、紙コップにはさみます。あとは、電池につなぐと爪楊枝が振れます。簡単な検流計の出来上がりです。

 

「あ、爪楊枝が動く!」「すごいな!」と、子ども達の声。

 

今回のわくわくサイエンスで苦労したのは、シャープペンマイクでした。まず、シャープペンの芯を折り、紙コップの裏にセロハンテープでくっつけることです。やさしく芯を折らないと電気が流れません。次は、イヤホンの線が細いことです。上手に中の線を取り出し、その線を導線につなぐことでした。これらの難関をうまく通り越すと、マイクになるのです。

次回は、2月4日(土)、2年生対象のわくわくサイエンスです。こちらもお楽しみください。


<2011年度のわくわくサイエンス バックナンバーのご紹介>