12月9日、3年生は地元京都についての学習の一環として京ことばで民話を聴く特別授業を受けました。

この日、「京ことばの会」の中島先生を本校にお招きし、3年生の子ども達に京ことばについてのお話をお願いしました。優雅で美しいと言われた京ことばはだんだんと使われなくなってきています。京ことばでのあいさつから始まり、「御所ことば」と「町衆のことば」が混じってできたという京ことばの歴史や実際にどんな話し方でどんな単語があるのかを教えてくださいました。

そして、あらかじめCDでも聞かせていただいていた、京ことばでの民話を生でお話しくださいました。
「したきりすずめ」、「蛸薬師(たこやくし)」、「おびきさん」、「羅生門」 ― 子ども達はお話の面白さに引き込まれるとともに「京ことば」の美しさやわらかい響きも味わいました。

京都の伝統である、生の「京ことば」に触れる貴重な機会となりました。