「主よ、私をあなたの平和の道具としてお使い下さい」

5年生1人ひとり、どのような思いをこめて硬筆展『平和の祈り』をつづったのでしょう。

『平和』という言葉が持つ意味について考え、立命館平和ミュージアムにて、戦争がないことだけが『平和』でないことを学びました。さらに、今年は、福島の原発事故で耳にする機会も多い『放射能』についての知識を深めるため、ノートルダムの保護者である京都大学の角山先生をお招きし、身近な放射線から、広島での原爆に至るまでの話をお聞きしました。

 

そして、ノートルダムに被爆アオギリ3世をいただきました。

9月16日(金)に5年生が訪れた広島の町で、ひときわ力強く根をはる木が見られました。

被爆アオギリです。

原爆によりすべてが灰になった中から、最初に芽を出した木です。その生きる力は、焼け野原での人々に生きる勇気を与えたそうです。そのアオギリの子ども=2世・・・そして、そのまた子ども=3世…

戦争を体験した人たちの高齢化、当時のことを知る人が少なくなってきている今、アオギリを通して平和の芽と思いを2世・3世・4世…と引き継いでほしいと思います。平和の心が芽吹いていきますように

 5年担任 宮本 知佳