3月11日東北地方を襲った大震災は、住民の方々に甚大な被害をもたらしました。早いものです。あれから6か月がすぎました。

大震災以来、私はテレビでのこれらの報道に心を痛めています。毎週日曜日、深夜10チャンネルにて「NNNドキュメント 11 3.11大震災シリーズ」が放映されています。毎週録画し、後日見ています。先日の放映を少し紹介します。

宮城県石巻市立大川小学校では、児童108人と教職員13人が3月18日の卒業式を待っていました。そこにマグニチュード9.0の大地震が午後2時46分襲ったのです。それからしばらくして巨大津波が沿岸各地に襲い掛かりました。

児童108人のうち、大津波から生還できたのはわずか34人の子ども達です。6年生児童20人中4人でした。

あの大震災から半年。東北地方では未だ8万人以上の住民の方々が避難所暮らしを強いられています。

関西地方から東北までは少し距離があります。半年が過ぎ、震災直後 だれもが心を痛め、祈ったことを忘れかけてはいないでしょうか。

街は津波で破壊され、ガレキ一面の映像でしたが、今では、生活道路は片付き、通行の妨げになることはありません。

でも、住民の方々の大震災前の生活には、いまだ程遠いように思います。

私たちも、5年、10年と援助の手を差し伸べていこうではありませんか。

3年副担任 藤島 太助