12月4日、1年生の大茶会がNDホールで開かれました。今年の大茶会のテーマは「春夏秋冬」です。それぞれ、お家の方をお客さまとしてお招きして、心をこめておもてなししました。

会場では、子ども達が山の家の落ち葉で作った押し葉をあしらった看板と、未生流笹岡 次期家元 笹岡隆甫先生のご指導のもと、華道クラブの子ども達がいけたいけばながお客さまをお迎えしました。
いけばなは、お越しくださったお家の方々と1年生の子ども達のノートルダムファミリーとしての輝かしい船出を表現した作品です。

お客さまのお席には、子ども達が自分で染めた手作りの座布団カバーがあり、おもてなしの気持ちを伝えました。

各クラスの代表のあいさつで大茶会が始まりました。子ども達は入学してからの8ヶ月間に学んだことを発表し、お茶とお菓子でお客さまをおもてなしします。

最初にお菓子をお出しします。お菓子は山の家で収穫したサツマイモを使い、前日に子ども達が調理実習で作ったものです。御菓名は「山の恵み」です。
ついたての向こう側の水屋では、茶道サークル、クラス委員のお母様方が子ども達のおもてなしのお手伝いをしてくださっています。

続いて、お茶碗を運び、子ども達はお客様の前でお茶を点てました。お客様は目を細めて、その様子をご覧になり、また子ども達の絵付けしたお茶碗も愛でてくださいました。

後半は、クラスごとに整列して発表会を行いました。「春夏秋冬」のテーマに沿って、学習したことを大きな声で発表しました。「森の散歩道」の歌は、本校音楽科 寺下教諭の作詞作曲によるものです。また、「はるなつあきふゆ」の歌は工藤直子さんの詩に寺下教諭が曲をつけました。
練習の成果を発揮し、歌や朗読をまじえて、1年生らしくいきいきと発表することができました。

1年生の子ども達は、今年育てたアサガオの種を来年の1年生にプレゼントします。枯れたアサガオからできた種は、春になればまた芽を出し、美しい花を咲かせます。この「いのちのリレー」になぞらえて、子ども達からお家の方へのメッセージがありました。

「ぼくたちは、おとうさん・おかあさんから いのちのバトンをうけました。おとうさん・おかあさんは、おじいちゃん・おばあちゃんからバトンをうけました。」
「これからもうけとったバトンをこの手にしっかりにぎって、大きくなりたいです。いつもぼくたちのことをみまもってくださってありがとうございます。」
「これからもどうぞよろしくおねがいします。」

感謝の気持ちを伝えることができました。

校長先生からのあいさつでは、この大茶会を支えてくださった方々についてもお話がありました。ついたての向こう側で大茶会の成功を支えてくださったお母様方に感謝を込めて、拍手をおくりました。


     <父母の会茶道サークルのお母様方>

すばらしいお茶会になりましたことを、支えてくださった方々、
お越しくださったお客さま、皆さまに感謝いたします。


<大茶会前日の準備の様子を一部ご紹介します>

子ども達は一度練習で作ったお菓子を大茶会本番用に調理室ではりきって作りました。

立派ないけばなは前日に笹岡先生のご指導のもと華道クラブの子ども達がいけたものです。

多くの方々に支えられて、今日の大茶会が成功しました。