10月25日、2009年度学院祭バザーが開催されました。

学院祭バザーは、55年前の本校創立の頃から続く伝統の行事です。そのルーツは、第二次世界大戦後の荒廃した日本に“教育による復興”をと、アメリカのノートルダム関係者からのバザー収益や善意の寄付で、本校設立のための費用をすべて担ってくださったことにさかのぼります。

<Notre Dame goes to Japan と書かれたポスター>日本に学校を建てるためにアメリカでバザーが行われました。
アメリカからのバザー収益や善意の寄付で本校は設立され、そのスピリットが今も受け継がれています。

教育のための資金を集めるべくシスターや保護者の方々が手作りの品を持ち寄って売ったことに始まったこの行事は、父母の会の皆様のご奉仕に支えられて毎年続けられています。

<1954(昭和29)年 本校創立時の学院祭バザー>

本年度の学院祭バザーも父母の会特設委員の方々を中心に保護者の皆様が力を合わせて準備してくださり、当日を迎えることができました。開門前には正門から野々神町交差点まで、来校された方々の大変長い列ができました。

学院祭バザーをいちばん楽しみにしていたのは子ども達です。子ども達は開会を運動場で待っていました。今年も太鼓クラブの子ども達のライブで学院祭バザーが始まりました。

校内は多くのお客様でにぎわい、ショッピング、お食事などをたくさんの方々が楽しまれました。子ども達は趣向を凝らした体験コーナーでも大いに楽しみました。どのコーナーでも保護者の皆様が支えてくださり、ご活躍くださっています。

運動場では大人気のプレイランドなどたくさんのコーナーが設けられて、子ども達でにぎわいました。どのゲームも保護者の方々がアイデアを出し、工夫して準備してくださったものです。
ゲームのコーナーをはじめ、それぞれの持ち場で5,6年生が保護者の皆様と一緒に、役割を分担して仕事をしました。

恒例のラッキーカード抽選会は、保護者の皆様から寄贈された豪華賞品が用意され、注目を集めました。ほかにも、京都ノートルダム女子大学のチアリーディング、父母の会コーラスサークルのライブなど多彩なイベントが催されました。

父母の会のサークルとしては、ボランティアサークル、体育サークルがお店を出して今年もご活躍くださいました。

同窓会では、学院祭バザーを「ホームカミングデー」と呼んでいます。何年たって「帰って」来ても、小学校で懐かしい先生や友達に会えるのは、私学のノートルダム学院小学校ならではの楽しみです。今年は第42回卒業生が同窓会コーナーで後輩の子ども達を楽しませてくれました。

ほかにも、京都大学奇術研究会、洛星ロボット研究部など、多くの皆様が学院祭バザーにご協力くださいました。

子ども達は楽しい一日を満喫しました。思い出に残る一日となったことでしょう。

その日のうちに保護者の皆様と教職員が協力して後かたづけも行われました。

保護者の皆様お一人おひとりのご尽力により、盛大な学院祭バザーをつくり上げてくださったことに心から感謝申し上げます。
この学院祭バザーのためにお仕事くださいましたすべての皆様、ありがとうございました。


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