6月24日、1年生の各クラスでは宇治から先生をお招きして「お茶ができるまで~宇治茶について~」というテーマで特別な授業が行われました。

この日、1年生に授業を行ってくださったのは、日本茶インストラクターの森下先生をはじめ、京都府茶協同組合から来てくださった7人の先生方です。
ビデオでお茶がどのようにしてできるのかをまず学習しました。普段何気なく飲んでいるお茶ですが、お茶の木を育てるところから、私達のところに届くまでには手間ひまがかかっていることがわかりました。

 

その後、子ども達も全員「きき茶」の体験をさせていただきました。5種類のお茶をその場でいれてくださり、全員に配って飲み比べをさせてくださいました。 
試したのは、次の5種類です。

  1. 玉露
  2. 抹茶(てん茶)
  3. 煎茶
  4. 玄米茶
  5. ほうじ茶

 
 

まずは香りを楽しみ、舌にのせた時の風味を確かめ、のどを通る時の味(のどごし)を味わいました。 

 
 
 

紅茶もウーロン茶も日本茶も元は同じお茶の木の葉からできていると聞いて、子ども達も少し驚いた様子でした。

 
 

最後には、手作業で行うお茶の選別、うすでひく抹茶づくりなども実演し、体験させてくださいました。

 

1年生は礼法の授業でお茶の作法を習い、後期には大茶会で学習の成果を披露する予定ですが、今回の授業を受けたことで、毎日のお茶も茶道の抹茶も新たな思いでいただくことでしょう。

4クラスをまわり、ひとりひとりの子ども達にあらためてお茶のおいしさを教えてくださった京都府茶協同組合の皆様、ありがとうございました。