2月23日、卒業生のチェリスト三宅依子さんが母校である本校でコンサートを行い、全校児童にすばらしい音楽を聴かせてくださいました。


この日の朝の校内テレビ放送で、第37回卒業生であるチェリスト三宅依子さんが紹介されました。
小学5年生の時に担任をした先生が、立派に成長して母校に戻ってきた「教え子」を紹介しました。先生は子どもの頃の三宅さんが「チェリストになりたい」と作文に書いていたことを覚えていると話しました。

その時同じクラスにいた「友達」も飛び入りのゲストとしてテレビに出演してくれました。 ―― 実は、その「友達」は今母校であるこのノートルダム学院小学校で先生をしているのです。うれしい再会に笑顔がこぼれます。

また、チェリストの三宅さんのお父様も実は本校の第2回卒業生であることが紹介されました。テレビ放送を見ていた子ども達も、ノートルダム学院小学校の「55年の歴史」を感じ取ったことでしょう。

 


コンサートは、低学年と高学年に分けて、2回行われました。NDホールがコンサートホールになります。朝のテレビ放送とは違う衣装で、チェロを持った三宅さんが登場しました。

プログラム

バッハ

無伴奏組曲第一番より 『プレリュード』

モンティ

チャルダシュ

サンサーンス

白鳥

ショパン

子犬のワルツ (ピアノソロ)

ショパン

チェロソナタ 作品65より ラルゴ

ポッパー

ハンガリアン ラプソディー

チェロという楽器の紹介、ノートルダム学院小学校での思い出などいろいろなお話も織り交ぜながら、すばらしい音楽を聴かせてくださいました。

 

ピアノを弾いてくださったのは、三宅さんが音楽大学でお世話になったという小澤英世先生です。立派に成長した卒業生をその先生とともにお迎えすることができて、喜ばしい限りです。

 

三宅さんは小学校4年生からチェロを習い始めたそうです。“好きなことを見つけて、それを一生懸命やる” ― 夢をかなえた先輩の姿は、子ども達にもよい刺激になったことでしょう。

 
 

三宅さん、小澤先生、すてきな音楽を、そして子ども達へのメッセージを本当にありがとうございました。