9月11日、朝のテレビ放送の時間に、毎月11日に続けてきた「平和を求める祈り」を全校で唱え、平和な世界になることを願いました。

本校では、毎月11日に全校で世界の平和を願ってアシジの聖フランシスコの「平和を求める祈り」を唱えています。9月11日は、戦争・紛争やテロのない平和な世界になるよう、朝のテレビ放送の時間に全校児童が祈りをささげました。

テレビスタジオでの宗教生活委員の祈りが放送され、全校児童が各教室でともに祈りました。

 
<スタジオでは出演待ちの子ども達もその場で祈りました>

「平和を求める祈り」
主よ、私をあなたの平和の道具としてお使いください。
憎しみのあるところに 愛を
いさかいのあるところに ゆるしを
分裂のあるところに 一致を
疑いのあるところに 信仰を
誤っているところに 真理を
絶望のあるところに 希望を
闇に 光を
悲しみのあるところに 喜びをもたらすものとしてください。
慰められるよりは 慰めることを
理解されるよりは 理解することを
愛されるよりは 愛することを私が求めますように。
私達は与えるから 受け
許すから 許され
自分をすてて死に
永遠の命をいただくのですから。

 

本校では、さまざまな機会に平和について考え、その大切さを学んでいます。

特に5年生は、1年間かけて「平和学習」を行います。9月5日、広島を訪れ、語り部の方々から戦時中に体験されたことについてじかにお話をうかがい、平和への思いをさらに強くしました。

 
 
<5年生 平和学習 広島訪問>

6年生は、ディスカバリー(コース選択制修学旅行)でどのコースも「いのち」をテーマに学習を深めます。「五島列島・長崎コース」や「沖縄コース」では、戦禍をこうむった場所を訪れ、平和への思いをもって「いのち」の大切さを考え、卒業研究を行っています。

 
<6年生 ディスカバリー五島列島・長崎コース / ディスカバリー沖縄コース>

ブラスバンドクラブ、フルートアンサンブルクラブの子ども達は、学校を代表して 8月の「カトリック教会 平和行進」に参加し、京都の街なかを演奏しながら行進することで、平和への思いを訴えました。

 

本校のめざす目標、「ノートルダム ミッションイメージ」の4つめは『行動する』です。

対話し、決断し、責任を持って
人々の幸せと世界平和のために行動する

私達ひとりひとりが平和を求める心を持ち、平和のために行動することができますように。